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御礼
- 2023年8月31日をもちまして、こちらのプロジェクトは終了いたしました。皆様の温かいご支援により目標金額に達することができ、顧問・部員一同心より感謝しております。ご支援いただいた資金を元に、実験班では新たにノートパソコンを購入させていただきました。このパソコンを用いて実験データを解析し、外部での発表を目標に研究を進めて参ります。今後とも青稜中学校・高等学校の自然科学部を応援していただけますと嬉しく思います。重ねてにはなりますが、ご支援いただき本当に有難うございました。
また、8月中に返礼品の送付を予定していましたが、返礼品のデザイン変更等で発送が遅れております。お待たせしてしまい、大変申し訳ございません今しばらくお待ちください。
2023年9月1日
自然科学部 顧問 西岡華実 -
【自然科学部】ってどんな部活?
- 【自然科学部】は、理科室にて100種類ほどの生物を飼育管理している、いわゆる生物部です。青稜でも一二を争う人気の部活で、中高・男女合わせて部員は100人を超えます。そのため、哺乳類班, 鳥類班, 爬虫類・両生類班, 水生生物班, 昆虫班, ビオトープ班に分かれ、それぞれが責任をもって担当生物の管理をしています。また、これらの担当とは別に実験や解剖に興味ある有志の部員で【実験班】を設けています。
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【実験班】は何をしている?
- では【実験班】は何をしているのでしょうか。担当生物を飼育する中で生じた、「どうしてだろう」「なぜなんだろう」といった疑問を追究するための実験・研究を行っています。研究テーマは個々の興味関心の基づいて生徒自身が決定するため、1つの研究テーマを少人数ですすめています。
また、実験をすすめるだけではなく、研究発表を行うまでが研究であるという考えから、校内・校外さまざまな場所で研究発表を行っています。昨年度は、9月に本校の文化祭「青稜祭」にて一般の来場者を聴衆に各研究チームが研究内容を紹介し、10月以降は「高等学校文化連盟主催の研究発表会」ならびに「日本生態学会大会」といった校外での研究会でポスター発表を行いました。中でも、日本生態学会大会では当時高校2年生の部員が「審査員特別賞」を受賞しました! - さらに、実験の楽しさを伝えるための広報活動も行っています。7月に本校にて実施する「体験入学」(要予約)では、小学生でもできる簡易実験を用意し、実験体験コーナーを開きました。一昨年度は「ダイラタンシー現象」、昨年度は「吸熱反応」をテーマにした実験を用意しましたが、今年度は新たな体験内容を現在検討中です。乞うご期待ください!
「実験」「発表」「広報」の経験を重ね、実験技術を身に付けることはもちろん、論理的な思考力を養うとともに相手に分かりやすく伝えるための情報伝達技術を学ぶ。
これが【実験班】がしていることです。 -
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なぜ【研究費】が必要?
- ここまで順風満帆にみえる実験班ですが、いくつかの問題に直面しています。
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新規研究を立ち上げたいが予算がない
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データ分析用のパソコンが必要
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フィールドワークや外部発表などの遠征費がかかる
- 新年度を迎えて新規メンバーが増えたため、それぞれの興味をベースに新規研究を立ち上げたいが、その予算を割く余裕がない。これまでに集めた研究データを解析するための資材がなく、新規にPCや解析ソフトを導入したい。研究をすすめる上でフィールドワークを行ったり、外部の実験プログラムに参加したりしたいが、メンバーが増えたことでその遠征費も膨大になってしまう。こういった理由から、何らかの形で研究費確保が必要となりました。
- 実際の研究者の方々は、研究を継続するために科研費などの研究費助成事業に応募し、自分の力で研究費を獲得・運用しています。そこで、実験班はクラウドファンディングを介して、「自分たちで研究費を確保する」ことを目指しました。日頃の活動をどう伝えればよいのか、どのような形で支援者様にお礼ができるのか、実験班で試行錯誤し、このプロジェクトの立ち上げに至りました。皆様にご支援いただければ幸いです。